これは欲張りたい・・・よりもなんとかしたい!
どうもすみません〜。
一眼デジカメを購入する前は主にフィルムカメラで流星写真を撮ってました。
私と天文部の先輩とでお互い所有しているカメラと50mmF1.4レンズを持ち寄り、
当時モノクロで最高感度を誇っていたT-Max3200をを使いそのままの感度で撮影したり、
あるいは増感現像したりして、とにかく暗くても1個でも明るい流星を撮ろうと
懸命になっていました。
明るいレンズを使い1個でも多く流星を撮影するだけでなく、
撮影された流星を位置測定するの精度の良さまで考えると、
50mmF1.4レンズがうってづけでした。
なんといってもレンズが明るく比較的安価で、
中古カメラ屋さんにもそこそこ出回っていたのも大きかったです。
天文部の先輩と私とでキヤノンT70と50mmF1.4レンズを合計12台所有していた事もありました。
この頃はフィルムに50mmF1.4レンズで撮影可能な流星の明るさは1等級から2等級でした。
眼視で流星を見ていると1等級の流星は明るいです。
しかし、それでも写らない・・・そのもどかしさを何度も感じていました。
この3年ほどで一眼デジカメが出回るようになり、デジタルで天体写真撮影される方々が増えてきたと思います。
ISOも1600まで可能で、RAWで撮影しメーカー純正の現像ソフトを使って現像すればプラス2増感が可能です。
ただ、星空のような低照度の対象を撮影して増感すると、ちょっとノイジーになるのですよねえ。
他にもいろいろ考えるところがあって、さて、どうしようかと思案しはじめたのが今年の8月ペルセウス座流星群の前でした。
ペルセウス座流星群の観測に妙高高原へ行ってました。
その時に新潟からD2Hを持って流星痕撮影に来られた方の画像を見て刺激を受けて・・・
そして、8月下旬にD3のアナウンスと常用感度ISO6400、
増感でHI-1(ISO12800相当)、HI-2(ISO25600相当)まで撮影出来ることを知り、
それからはD3に対する期待と財布の具合との相談が始まり・・・
しばらく相談した結果、清水寺の舞台から飛び降りる気持ちで挑むことにしました。
すみません、下の写真はD70で撮影したものです。
2007年 10月22日 D70 AF-Nikkor 35mm F2D、ISO1600(+1.5増感 : ISO4800相当)、10sec.、甲斐大泉
撮影協力:スター☆パーティ
この話、もう1回続かせてください!