もしものぞみが叶えたら
日本初の惑星探査機、のぞみ
1998年7月4日に地球を後にし、5年余りの太陽系空間の旅の後に2003年12月9日、
火星周回軌道への投入を断念せざるを得なかった惑星探査機、のぞみ。
それまでの経緯はこちら(クリック!)のようにより詳しく書かれています。ご覧下さい。
約11年遅れてアメリカの火星探査機、MAVENが火星軌道に到達しました。
MAVENのミッションはこちら(クリック!)に書かれています。
簡単に書くと、火星の大気とその宇宙への流出の進展についてが主要ミッションです。
のぞみが打ち立てたミッションは残念ながら遂行できませんでしたが、
MAVENは実行目前まで到達しました。
以下はワタシの戯言です。
「もしも」が許されるならば...
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・もしのぞみが火星周回軌道に乗っていたら
→ 誰よりも先駆けて火星大気と大気の宇宙への流出プロセスを明らかにした?
・もし再度挑戦していたら → 惑星大気とその宇宙への流出プロセスを火星と水星について明らかにしていた?
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のぞみの経験がはやぶさの超絶技巧オペレーションに生かされたと思います。
しかし...
のぞみが外した獲物は大きかったかも?
お付き合いくださいましてありがとうございました
2014年、D3、AF NIKKOR 20-35mm f/2.8D