う〜ん、見劣りしちゃうかな(笑
オリオン大星雲(M42)と同じカメラセッティングで撮った星の大爆発跡です。
ISO6400でシャッタースピードは30秒。
なんかボヤッとしたのがあるなあ〜と思われる方も多いでしょう。
夜空で一番見応えのあるオリオン大星雲と比べると見劣りしてしまうなあ・・・。
そこで+2上げたものを下に載せます。
中心付近の明るい部分が必ずしも一様ではなく
何らかの構造を持っているように見えて
さらに周囲には赤いサンゴのような枝状の構造が見えます。
これらの構造を写すのがなかなか大変だったと聞いています。
今回はなんといっても望遠鏡の口径が40cmというのが大きいです。
加えて高感度特性に優れたカメラの登場です。
光を集めるレンズや鏡が大きければ大きいほど
感度を上げても画像の質を損ないにくいカメラのおかげで
星からのわずかな光を定着させることができるからです。
2008年 2月4日 D3+40cmシュミットカセグレン、ISO6400、シャッタースピード:30秒
高感度ノイズ低減:OFF、長秒時ノイズ低減:OFF、ホワイトバランス:晴天
(上)640×480にリサイズ(下)1024×680にリサイズ。他はなにもしていません。
写真をクリックすると拡大します。
撮影時の気温:−3度
撮影協力:スター☆パーティ
この星の爆発は日本の「明月記」にも記載されています。
ただ、正直「星野写真」って言われる、星の軌道を写す長時間露光に関しては
まだフィルムに分があるように思います。
フィルムの特性でなかなか写らないぶん(相反則不規)、長時間開けていけますからね~、
ペンタックスの機械式なんて5時間開けても大丈夫って、デジタルじゃ電池も
だけど、まず露出オーバーになります(^^ゞ
ぽち!