流星痕ミーティング2日目と3日目
2日目は過去3回のミーティングで使ったことのない豪華で格調高い会議室を使いました。その様子が下の写真です。
「今日、君達に来て貰ったのは他でもない。(途中省略)全ての問題をクリアしたら、
人類史上最高のプロジェクトが始動するのだ。むははははは」・・・なんちゃって(笑)。
やっぱり怪しい?
参加者それぞれが話題を持ち寄り発表し、その後で参加者との質疑応答というスタイルでミーティングは進行します。
興味ある話題は3日間で合計10件ほどでしたが、これでも消化不良と感じました。
3日間で10件とは一見スローモーな進行ぶりに感じるでしょうが、1つのプレゼンに10分から40分程に対し、
質疑応答でプレゼンと同じ位時間が経過します。
参加者の興味をひくプレゼンならばプレゼンと質問で1時間経過することもあります。
このミーティングで私は現在進行中のデータ解析の話と動画用高感度カラーカメラのプレゼンをしました。
最初は流星高度算出のデータ解析ですが、昨年から作業が続いていながらも遅い進捗状態での発表です。
グラフ表現の改善と語句の定義の甘さを指摘されましたが、今後の作業にあたって大変有益なご意見をいただきました
(場外で「結論が無い」という話をもらいましたが・・・現在進行中の話で、その時点で明確になった事を話をしてますしパワーポイントにも記載してあったのですが(笑))。
もう1つはカラーインパクトロンの紹介です。
今年の1月はじめにおかも〜っさんからインパクトロンをお借りして高知1泊2日で撮影テストを行ない、
高感度性能の一端を見せてもらいました。
高感度性能はそのままでカラーになったカラーインパクトロンのフィールドテストに立ち会わせてもらったのが2月でした。
その時にテスト撮影画像が入ったCDをおかも〜っさんからいただいたものを今回のミーティングでお披露目しました。
流星のリアルタイム画像を見てもらったところ、声が無い・・・。
聞いてみたら画像の荒れとホワイトピクセルの多さが気になっていたようです。
オリオン座のM42星雲でようやく声が出るが反応はいまひとつに感じました。
プレゼン後である人が「これはいったいどうしたいというのですか」。
たたみかけるように「このカラーインパクトロンを売りたいのですか?そのように何か言われているのですか?」。
えーーーっ?
売って欲しいとか何か言われたとかということはありませんよ。
と答えたものの、とても後味の悪いものが残りました。
その後にコレさん(アラスカオーロラツアーで拙ブログに写真を掲載してくださる方です)が
昨年3月のオーロラをMINTRONというカラー高感度カメラで撮影したものを上映してくれました。
MINTRONはすでに天文ファンの間で使われているようで、
私の知る範囲では八ヶ岳のお天気カメラで日中撮影に使われています。
このカメラで(恐らく)1/2秒積分で撮影したオーロラが上映されました。
ノイズの少なさとオーロラの動きが映し出されていたのと安価なことで、
室内では好感を持たれていたように感じました。
私はMINTRONとカラーインパクトロンの2機を並べて同じものを撮ってみたら面白いと思います。
誰かカラーインパクトロンを背負ってオーロラ撮影に行きませんでしょうか?(笑)
2007年 3月 6日 D70 (Top)AF-Nikkor 18-70mm F3.5-4.5G (Bottom) AF-Nikkor 28mm F1.4D ISO400 高知工科大学
やっぱり怪しい集まり(笑)と思われたらクリックを!
天体用の機材って色々あるんですね、こっちも沼が深そう(^_^;)汗
今見直しても会議中の写真は怪しいです(笑)。
そういえば、高価な望遠鏡・ビデオカメラ・スエーデン製カメラ(ハッセルブラッドですね:汗)とレンズを
所有されている天文ファンもいます。あるところにはある・・・ため息でますねん(汗